山ガールなどと言った言葉が日常的に使われるようになるなど、登山に挑戦する人が増えてきています。
綺麗な自然も見れるし、運動にもなる、美味しい空気を感じる事も出来る登山は、様々な人におすすめです。
そんな登山ですが、服装について迷ってしまう事も多いですよね。
一体どんな色がいいのか、派手な方がいいのかなど、初めてだと迷うことも多いです。
今回は、登山の際の服装は派手と地味のどちらがいいのか、色の決まりなどはあるのかまとめています。
男女別に季節ごとのおすすめの服装も記載していますので、是非参考にしてみてくださいね。
登山の服装は派手と地味どっちがいいの?色の決まりはある?
登山の際の服装としては、原色系、蛍光色の服を着る事がおすすめされています。
遭難した際に見つけやすいからです。
山用品店で売られている登山グッズも、ほとんどが蛍光色を使用したグッズです。
もし遭難した際、上空からヘリコプターで捜索された時に見つかりやすい服装か否か、を考えながら選ぶと良いですね。
上着など面積の多い部分で蛍光色が苦手な方は、靴や帽子、リュックなどに蛍光色が入っているものを選んでみてください。
ただし、あまりにも派手な服装だと自然界の動物を驚かせてしまうため、全身チカチカのど派手な原色コーディネートは避けた方が良さそうです。
登山の服装で黒はOK?気をつけたい色はある?
登山の際の服装があまりにも地味だと、遭遇したくない危険な動物(クマやイノシシ、サルなど)に遭遇してしまう確率が高くなってしまいます。
また、黒はスズメバチにも襲われやすい色になっていますので、黒色の服装も避けてください。
迷彩柄など、馴染んでしまうような柄も遭難した際に見つかりにくくなってしまいますので、避けるようにしましょう。
登山の服装・おしゃれなコーディネートは?男女共通
男性女性ともに、夏と冬どちらも共通して必須のアイテムは防寒具です。
特に夏は暑いため薄着で出発しがちですが、山頂になればなるほど基本が低くなり、上着が無いと寒くなってしまいます。
また、枝や刃先で肌を切ってしまう事もありますので、肌の露出は控えめにしましょう。
それと収縮性のある動きやすい素材の服装を選ぶ事も大事です。
丸めて収納できる軽量タイプならば荷物になりにくいのでおすすめです。
冬でも薄手のものを持っていると、厚手の上着の下にインナーとして重ね着ができるので1つ持っておくと便利ですよ。
【女性】登山の服装・おしゃれなコーディネートは?
夏の服装
夏でも標高によっては気温がかなり下がる事も考えられますので、アウターを用意しましょう。
脱ぎ着できる薄めのアウターでOKです。
インナーは低めの山なら半袖で、1000mを超えるようなら長袖を着て行きましょう。
軽く散策する程度のトレッキングなら生足でも問題ありません。
ですが、本格的な登山をする場合はケガを防止するため、レギンスやタイツを着用しましょう。
帽子も必ず着用してくださいね。
*おすすめコーディネート
全体をワントーンでまとめ、靴などで差し色を使ってあげるとこなれた印象になり、とてもオシャレです。
冬の服装
冬の服装で大事なのは、なんといっても防寒対策です。
ヒートテック、長袖シャツ、フリースジャケット、ダウンジャケット…と着脱しやすい服を重ね着してください。
暑ければ1枚脱いでリュックの中へしまっていきましょう。
首回りや足先などもしっかり防寒してください。
ネックウォーマーやレッグウォーマーなどは勿論ですが、貼るカイロを貼っておくのも良いですね。
腰部分や足裏に貼っておくと、だいぶ体感温度が違ってきますよ。
*おすすめコーディネート
自分の好きな色、気に入ったデザインのアウターをメインに考えましょう。
標高が低い山ならば、ショートパンツに厚手のタイツを合わせたレイヤードスタイルが可愛く見えておすすめです。
足のむくみや筋肉痛を軽減する、着圧タイプなどもあります。
レッグウォーマーも着用すると更に可愛く見えますよ。
【男性】登山の服装・おしゃれなコーディネートは?
夏の服装
注意する点としては女性と同じになります。
夏でもアウターは用意し、インナーは標高が高い山なら長袖にしましょう。
ボトムスは、軽いトレッキングならハーフパンツでも問題ありません。
*おすすめコーディネート
重ね着をする事によってこなれ感が出てオシャレに見えます。
また、スポーツタイツを着用すると、全体的に締まって見えるのでおススメです。
冬の服装
こちらも女性と同様、とにかく防寒対策をしっかりとりましょう。
着脱しやすいよう、ヒートテック、長袖シャツ、フリースジャケット、ダウンジャケット…と重ね着するのがおすすめです。
途中で暑いようなら、1枚ずつリュックにしまえるからです。
首回りや足回りもしっかりと防寒する事が大事です。
*おすすめコーディネート
ダウンジャケットをメインに、ボトムスはジャケットが暗いなら明るい色、ジャケットが明るい色なら暗い色といったようにメリハリをつけるとオシャレです。
リュックとは別に、サコッシュも合わせると一気にこなれ感が出るのでおススメですよ。
さいごに
登山の服装は男女問わず、どこかに蛍光色などの派手目な色を入れると遭難時の対策になるだけでなく、ファッションにメリハリがついておしゃれに見えます。
アウターに取り入れづらい時は、小物や靴などで取り入れてみてくださいね。