手軽に手に入り栄養価も高い豆苗を、家で育てられたら良いですよね。
コツを掴めば、スーパーで買った豆苗も、誰でも簡単に育てることが出来るんです!
そこで、こんな疑問はありませんか。
- スーパーで買った豆苗を繰り返し育てるにはどうしたらいい?
- カビが生えないコツはある?
- スーパーで買った豆苗は何日で再生して何回収穫出来る?
- スーパーで買った豆苗を育てるのにオススメの容器は?
- スーパーで買った豆苗は、どこで育てる?土でも育つ?
この記事では、【豆苗の育て方】繰り返し栽培!カビを発生させないコツや容器をご紹介します。
- スーパーで買った豆苗を繰り返し育てる方法
- カビが生えない5つのコツ
- スーパーで買った豆苗は、7日〜10日で再生し、2回収穫出来る
- スーパーで買った豆苗を育てるのにおすすめの容器は、2Lのペットボトルやプラスチックケース
- スーパーで買った豆苗は、冷蔵庫では気温が低すぎて育たない
- スーパーで買った豆苗は、水耕栽培に向いているが、土でも育てることが可能
これらについてさらに詳しく説明していきますね。
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豆苗を繰り返し再生栽培させる育て方
早速、スーパーで買った豆苗を繰り返し育てる方法について説明します。
水耕栽培による豆苗の育て方
- 豆から5㎝ほど上のところで、茎を水平に切る
- 水が溜められる清潔な容器に入れる
- 栽培容器に、豆苗の根が浸かるほどの水を入れる
- 適度に日当たりが良く、風通しの良い窓際などに置く
- 必ず1日に一度は水を交換する
- 茎が20㎝ほど伸びたら収穫
たったこれだけなので、とっても簡単ですね。
カビを発生させないコツは?
簡単に育てられる豆苗ですが、水を使うとなると、やはりカビの発生が心配ですよね。
カビを発生させないコツを5つご紹介します。
コツ1、豆の部分まで水が浸からないようにする
豆苗を育てる時、水に浸けるのは必ず根の部分だけにしましょう。
豆の部分までたっぷり水に浸けてしまうと、豆が腐ってしまい雑菌が繁殖します。
その雑菌の繁殖が、カビが生える原因となってしまいます。
コツ2、水を毎日交換する
豆苗を育てる時、毎日一度は水の交換をしましょう。
水やりではなく、水の交換ですので注意してください。
同じ水がずっと入っていると、根が腐ってカビが発生しやすくなります。
コツ3、容器や豆苗の根、豆の部分のぬめりをこまめに洗う
豆苗を育てる時、容器や豆苗の根、豆の部分にぬめりを感じたら、こまめに洗ってください。
そのぬめりが雑菌の元になります。
放置するといくら水を換えていても、カビが発生する原因となってしまいます。
特に気温の高い夏場では、ぬめりやすくなるので注意が必要です。
コツ4、茎の下部にある脇芽を残して切る
豆苗を育てる時、脇芽を残した状態で茎をカットしましょう。
脇芽というのは、茎の下の方にちょっとだけ出ている芽のことです。
この脇芽を切ってしまうと、再生に時間がかかってカビが生えやすくなってしまいます。
脇芽を残すことで、そこを基点として次の茎が早く生えやすくなります。
コツ5、豆苗の栽培に適した15℃〜25℃の環境下で育てる
豆苗を育てる時、栽培に適した15℃〜25℃で育てると良く育ちます。
気温が高い夏は、カビも生えやすくなるので特に注意が必要です。
逆に気温が低い冬は、日当たり不足が心配ですね。
栽培に時間がかかるほどカビも生えやすくなってしまいます。
豆苗は何日で再生して何回収穫できるの?
豆苗は一般的に7日から10日で再生し収穫出来ます。
収穫する時は、豆から5㎝ほどのところでカットして再び栽培できます。
ですが、繰り返し栽培して収穫するのは2回までにしておきましょう。
と言うのも、豆苗が再生するのには水と、豆からの養分が必要です。
豆からの養分が十分に得られるのは2回までと言われています。
豆苗を繰り返し育てるのにおすすめの容器(入れ物)は何?
豆苗を育てるのにオススメの容器を2つご紹介します。
1、2Lのペットボトル
1つ目は2Lのペットボトルを横倒しにして容器にする方法です。
横倒しにしたペットボトルの中央を半分程度、豆苗が入るサイズにカットします。
カットした部分に豆苗をいれ、根が浸かる程度に水を入れれば、栽培容器の完成です。
2、浅めのプラスチックケースやタッパー
2つ目は浅めのプラスチックケースやタッパーです。
豆苗を購入した時に付属していたものでも良いですし、豆苗が入り浅く水をはれるものであればOKです。
豆苗は冷蔵庫に入れたり土に植えても育つ?
水耕栽培が一般的な豆苗。
冷蔵庫に入れて育てたり、土に植えても育つのか気になりませんか。
冷蔵庫に入れても豆苗は育つ?
結論から言いますと、冷蔵庫に入れると、豆苗は育ちにくくなります。
栽培に適した温度は15℃〜25℃です。
冷蔵庫はそれよりもだいぶ低温なので、豆苗は当然育ちにくくなります。
また、豆苗の栽培は日当たりの良く、風通しの良い場所が適しています。
冷蔵庫に入れてしまうと、日光も当たらず、風通しも悪いですよね。
結果、湿気がこもってカビも生えやすくなります。
豆苗を冷蔵庫に入れて育てるのは避けましょう。
豆苗は土に植えても育つ?
一般的に豆苗は水耕栽培に適していますが、土に植えても栽培することは可能です。
土に植えて育てる方法をご紹介しますね。
- 大きめのプランターの底に鉢底石を入れ、培養土を敷き詰める
- 土に苦土石灰を混ぜる(酸性の土を中和するため)
- 豆から5㎝ほど上でカットした豆苗を、いくつかの株に分けておく
- 豆苗の株ごとに離して、根が隠れる程度の土をかぶせて植える
- 土が乾いたらその都度水やりをする
土に苦土石灰を混ぜる理由は、豆苗は酸性の土での栽培に向かないため、土を中和するのが好ましいからです。
水耕栽培と同じように7日〜10日で収穫出来ます。
また繰り返し収穫するのは、こちらも水耕栽培と同じく2回までにしましょう。
それ以上は品質に影響しますし、豆も腐りやすくなってくるので、やめておいた方が良いでしょう。
豆苗の育て方(繰り返し)まとめ
この記事では、【豆苗の育て方】繰り返し栽培!カビを発生させないコツや容器についてご紹介しました。
- スーパーで買った豆苗を繰り返し育てる方法
- カビが生えない5つのコツ
- スーパーで買った豆苗は、7日〜10日で再生し、2回収穫出来る
- スーパーで買った豆苗を育てるのにおすすめの容器は、2Lのペットボトルやプラスチックケース
- スーパーで買った豆苗は、冷蔵庫では気温が低すぎて育たない
- スーパーで買った豆苗は、水耕栽培に向いているが、土でも育てることが可能
コツさえ掴めば簡単に育てることが出来る豆苗。
育つのも早いので、成長の様子も楽しめそうですね。
ちょっとした家庭菜園に挑戦してみたいという方のご参考になれば嬉しいです。