簡単に自家栽培できると人気のスプラウト野菜。
そのスプラウト野菜の中でも、かいわれはスーパーで買ったものを再生できるのか気になりますよね。
そこで、こんな疑問はありませんか。
- スーパーで買ったかいわれは再生できる?
- かいわれを家で育てる時の育て方は?
- かいわれを家で育てる時、かいわれが腐る原因と対策は?
この記事では、【かいわれの育て方】繰り返し再生せず腐った!?スーパーで買ったのはダメなの?についてご紹介します。
- スーパーで買ったかいわれは、成長点が葉にあるため再生できない
- 種から育てると簡単でコスパ抜群!
- かいわれの育て方〜水で育てるスポンジ編、土で育てるプランター編〜
- 家で育てていたかいわれが腐る原因と対策
これらについて、さらに詳しく説明していきますね。
繰り返し再生するの?かいわれの2回目以降の育て方はある?
スーパーで買ったかいわれは、残念ながら再生できません。
その理由は、かいわれの成長点が葉っぱにあるからなのです。
一方、成長点が根付近にある豆苗などは、スーパーで買ったものでも再生出来ます。
しかし、かいわれは根以外を食べてしまうので成長点が残ることがありません。
そのため成長点が葉にあるかいわれは、2回目以降の育て方はないと言うことになります。
かいわれの育て方はスポンジと土どっちがいいの?
スーパーで買ったかいわれを再生することは出来ません。
家で育てたい方は、種を購入して、種から育ててみましょう。
どのやり方でも、約一週間〜10日で収穫できます。
では、かいわれを家で育てる方法を2つご紹介しますね。
1、水を使ってスポンジで育てる方法(水耕栽培)
まずは水耕栽培で育てる方法です。
- かいわれの種
- 清潔な栽培容器(水が少量入るものであればOK)
- 種を植えるためのスポンジ(キッチンパーパーやティッシュなどでもOK)
- アルミ箔(遮光のため)
- 霧吹き
種さえ購入すれば、お家にあるものでまかなえそうですよね。
続いて育て方をご紹介します。
- 容器にスポンジを入れ、スポンジをしっかり水に浸す
- スポンジに、かいわれの種を重ならないように満遍なくまく
- 容器にアルミ箔を被せて遮光する
- スポンジが乾かないよう、霧吹き等で水やりをする
- 発芽して5〜6㎝ほど成長したら、アルミ箔をとって日当たりの良い場所に置く
- 日当たりの良い場所に移してからは、毎日容器の水を交換する
- 日光に当てて葉が緑化し、10㎝ほどになったら収穫
2、土を使ってプランターで育てる方法
続いては土に植えて栽培する方法です。
- かいわれの種
- 小さめのプランター
- 野菜用の培養土
土やプランターを用意する必要はありますが、成長が早いので肥料などは必要ありません。
続いて育て方をご紹介します。
- プランターに土をたっぷり入れる
- かいわれの種を重ならないように土にまく
- 種の上から薄く土を被せる
- 日が当たらない風通しの良い場所に置く
- 毎日一度は水やりをする
- 発芽して5㎝ほど伸びたら、日当たり、風通しの良い場所に移動する
- 毎日水やりをして10㎝ほど伸びたら収穫する
どちらのやり方も簡単ですよね!
どちらも約一週間〜10日で収穫できるので肥料もいりません。
また、種はホームセンターや100円ショップでお安く手に入ります。
収穫も早いですし、たくさん種を購入してその都度育てる方がお得ですね。
かいわれを育て続けたら腐った!原因と対策は?
簡単に育てられるかいわれですが、カビの発生や腐ったりしないか心配なこともありますよね。
でも、しっかり対策をしていれば大丈夫。
ここからは、腐らせないためのポイントを4つご紹介しますね。
ポイント1、水やり
特に水だけで育てる水耕栽培の場合は、水がとても重要です。
種をまいてから5㎝ほど伸びるまでは、スポンジが乾かないように霧吹き等でしっかりと水やりをして湿らせましょう。
この時、じょうろや水道から直接水やりすると、勢いが強すぎて種を流してしまったり、水が多すぎたりします。
そうすると種が腐りやすくなってしまうため注意が必要です。
2、水の交換
かいわれが5㎝ほど伸びたら日当たりの良い場所に移し、毎日一度は水の交換をしましょう。
日が当たるようになると、水が熱で腐りやすくなります。
特に暑い夏場にかいわれを育てる場合は、1日に数回は水を交換すると良いでしょう。
また、容器や根の部分にぬめりがないかもチェックしてください。
滑りがある場合はそれが雑菌となり腐りやすくなるので、しっかり洗い流して清潔さを保ってくださいね。
使う水は水道水がベストです。
浄水器の水やミネラルウォーターは雑菌が繁殖しやすいので、使用は避けてください。
↓かいわれ以外にも栽培できるこんな面白い栽培キットもありますよ!
3、通気性を良くする
遮光が必要な間、かいわれは常にアルミ箔の蓋で覆われているため、通気性が悪くなります。
湿気がこもり過ぎるとカビが発生したり、種が腐りやすくなってしまいます。
アルミ箔を被せる時に少し隙間を開けたり、光が入りすぎない程度に小さく穴を開けるなどして通気性を良くしましょう。
4、適温(20℃〜25℃)で育てる
かいわれが育つのに適した気温は20℃〜25℃です。
これより暑すぎたり寒すぎたりすると、腐りやすくなったり育ちにくくなります。
初心者の方は、真冬、真夏、高温多湿となる梅雨時期は避けておいた方が成功しやすいでしょう。
かいわれは繰り返し育てられるのかまとめ
この記事では、【かいわれの育て方】繰り返し再生せず腐った!?スーパーで買ったのはダメなの?についてご紹介しました。
- スーパーで買ったかいわれは、成長点が葉にあるため再生できない
- かいわれの育て方〜水で育てるスポンジ編、土で育てるプランター編〜
- 育てていたかいわれが腐る原因と対策
かいわれは繰り返し再生させることは出来ません。
しかし種から育てると収穫も早く、成長の様子を楽しみながら、お得に栽培することが可能です。
栄養価の高いブロッコリースプラウトのも種から簡単に栽培できるのでおすすめです!
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上手に育てるポイントを押さえて、楽しく栽培出来ると良いですね。