布団のお手入れの時、天日干しがいいか、それとも布団乾燥機のほうが便利でいいのか1度は迷ったことがあるのではないでしょうか?
乾燥機は便利だけど、羽毛布団にも使えるの?
天日干しした時とダニ・カビ対策の効果の違いはあるの?
など気になりますよね。
今回は布団乾燥機と天日干しメリット・デメリットについてご紹介します。
布団は天日干しと乾燥機どっちがいいの?メリットとデメリットを紹介
天日干し
まず天日干しのメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
メリットは、全部で3つです。
- 太陽光線の熱で布団が中まで温まる
- 紫外線の力で布団の表面の細菌やカビの死滅させる
- ふっくらとあたたまり、布団が心地よい
デメリット
では次に、天日干しのデメリットについてです。
- 布団を干すのに時間と手間がかかってしまうこと
- 天気に左右されてしまうこと
- 花粉の季節に、花粉症の人は布団が干せなくなること
天日干しは1週間に1度は行い、途中で裏返したほうがいいとされています。
もちろん天日干しできたら良いのですが…
家族がたくさんいるお母さんは手間がかかったり
一人暮らしは時間または干す場所がなかったりもしますよね。
余談ですが私も今は大学に通いながら一人暮らしをしていますが、正直布団を干す優先順位はとても低いです…。
実家に住んでいた頃も、母が一生懸命家族4人分の布団を干していた記憶があります。
苦労があった分、夜にはふかふかでとても気持ちよく眠れた!という思い出ももちろんあります。
そんな悩みをカバーしてくれるのが布団乾燥機です。
では次に、布団乾燥機のメリットについて見ていきましょう。
布団乾燥機
メリット
- 天候に左右されず、手間・時間を節約できる
- 布団がふっくらとあたたまる
- ダニ対策ができる
最も大きなメリットは時間と手間の節約です。
また天気に左右されることもなく、年中安定したクオリティの布団で寝ることができます。
そして天日干しでは布団の裏側にダニが逃げたりということもありますが、布団乾燥機なら隅々まで温めることで、ダニ退治を行うことが可能です。
デメリット
では布団乾燥機のデメリットです。
- 電気代がかさむ
- 夏は部屋の温度が高くなる
布団乾燥機をかける時間は、機械によって変わりますがおおまかには30分から90分程度とされています。
週に1回は布団乾燥機をかけた方がいいとされているので、電気代はやはり増えてしまうのは否定できません。
天日干しと布団乾燥機の効果的な時間は?
そもそも布団を干すことには意味ですが
布団の中の籠った空気を入れ替えて、布団の中にいるダニを死滅させるためです。
結論から言うと、ダニを死滅させるという目的であるならば布団乾燥機の方が有効でおすすめです。
さらに、人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくので、カビ対策としても定期的に布団を干す必要があります。
もちろん、天日干しと布団乾燥機を併用する形が最も望ましいですが、ベランダに干すスペースがない、日当たりが悪いなど様々な問題があるのではないでしょうか?
これらの天日干しができるかどうかの環境面などを踏まえると、布団乾燥機がお勧めできるといえます。
やはりダニを死滅させる、退治するという部分に着目すると天日干しでは不十分である場合が多いです。
コンパクトで使いやすい布団乾燥機が1台あると、常に気持ちの良い布団で寝られそうですね。
最近では靴の乾燥や、洗濯物の部屋干しにも使える機能が付いているのもありますからね。
持っていて損はなさそうです。
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敷布団、掛け布団、羽毛布団などでダニやカビ対策に違いがあるの?
また敷き布団と掛け布団で違いがあるのかも、気になる方がいると思います。
購入した布団乾燥機の説明書を読むことが大切ですが、敷き布団は掛け布団よりも少し長めにかけると良いとされています。
寝ている間の汗の大部分を吸収しているのは敷き布団なので、掛け布団より入念に手入れをしましょう!
この原理は天日干しでもいいとされているので、太陽に当てる時にも敷き布団を掛け布団より、長めに干すことをおすすめします。
布団乾燥機は羽毛布団にも使えるの?
また特に心配なのが、羽毛布団にも布団乾燥機をしようしていいか、という疑問かと思います。
結論から言いますと、答えはNO!です。
もちろん絶対使ってはいけない、というわけではありませんが極力羽毛へのダメージを減らす工夫をする必要があります。
温度を低めに設定し、布団乾燥機と羽毛布団の間に毛布などを入れることで温風が直接当たることを防ぐ目的があります。
最悪燃えてしまう、ということもありえるのでもし使用する際にはできるだけ温度は下げるようにしましょう。
必ず羽毛布団や、布団乾燥機の取り扱い説明書を確認してから、使用して下さいね。