沐浴に沐浴剤は必要かいらないのか、初めてだと迷いますよね。
- ベビーソープと沐浴剤はどっちがおすすめ?
- いつまで沐浴剤を使えばいいの?
- 沐浴剤にはどんなデメリットがあるの?よくないって本当?
このような疑問があるかもしれませんが、沐浴剤は絶対に必要なものではないんですよ。
沐浴剤はいつまでも使うものではないですし、いらないのに買ってしまうと余ってしまってよくないです。
2人子育て経験のある私ですが、初めての沐浴に不安があるママやパパには沐浴剤をおすすめします。
沐浴剤ならベビーソープを使うより短時間で済みますし、不慣れでも簡単に沐浴ができるからです。
ただ、沐浴剤は赤ちゃんの肌に合わなかったり、洗浄力がベビーソープに劣るなどのデメリットがあります。
沐浴剤とベビーソープのどっちを使えばいいのかは記事内で比較し、詳しく説明していますので参考にしてみてくださいね。
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沐浴剤は必要か、それともいらない?
沐浴剤は必ず準備しなければならないものではありません。
必要なのか、それともいらないのかはママやパパ、赤ちゃんが沐浴に何を一番求めるかによって決まります。
沐浴を簡単に、短い時間で済ませたいなら沐浴剤をおすすめします。
簡単さや時短より、手間はかかっても洗浄力の強さを求めるならベビーソープのほうが優れているので、沐浴剤はいらないことになりますね。
沐浴剤が必要かどうかは、メリットデメリットを比べながら各家庭に合いそうな方を選択されるといいと思いますよ。
沐浴剤にはデメリットやよくない理由はある?
沐浴剤は不慣れな沐浴をサポートしてくれるとても便利なものです。
しかし沐浴剤の口コミをみてみると、沐浴剤はよくない!といった意見もちらほら。
この3つが沐浴剤がよくない理由として多かったですね。
沐浴剤のデメリットの理由を、解決策も添えて詳しくご紹介していきます。
デメリット① 沐浴剤は使いきれずに余ってしまう
沐浴剤のデメリット1つ目は使いきれずに余ってしまうこと。
沐浴剤が余ってしまう理由は、使用期間が短いためです。
1ヵ月検診が過ぎると、多くの赤ちゃんはママやパパと同じお風呂に入れるようになります。
そのタイミングでベビーソープに移行することが多いため、沐浴剤を使うのは1ヵ月、長くても2ヵ月程度になります。
そのため沐浴剤が使い切れず余ってしまうようです。
解決策としては大人のお風呂に入れてしまうことをおすすめします。
沐浴剤は赤ちゃんはもちろん、大人のママやパパの入浴剤としても使用できるんです。
沐浴卒業後の赤ちゃんと一緒にお風呂に入るときに使えば余りも問題なく消費できますね。
デメリット② 沐浴剤を使うと肌荒れする赤ちゃんもいる
沐浴剤を使用してお肌が荒れてしまった赤ちゃんもいるようです。
肌荒れがおこる理由は
- 沐浴剤に入っている成分が赤ちゃんの肌に合っていないため
- 皮脂や体の汚れが十分に落ち切っていないため
などが考えられます。
敏感肌の赤ちゃんだと合う合わない商品があることも。
肌に合わなかった場合は別の沐浴剤に替える、またはベビーソープを使いましょう。
また、沐浴剤は洗い流しが不要で、洗浄力がベビーソープより弱いため汚れが残ってしまうことも。
汚れの蓄積は肌荒れの原因になりよくないですよね。
基本は沐浴剤を使用し汚れが強いところにはベビーソープを部分使いするか、沐浴剤を使った後は上がり湯をかけてあげる事で解決します。
あっさりベビーソープに切り替えるのもいいですね。
デメリット③ 洗浄力が弱いためミルクやうんちなどの汚れが落ちにくい
沐浴剤は赤ちゃんの肌への刺激が少ないように、洗浄成分は少なくなっています。
洗浄力が弱いため、見た目はきれいに見えても、ミルク汚れやうんちの汚れが落としきれていないことも。
汚れが残ってしまうと湿疹が出てきたり、かぶれてしまったりしますので注意が必要です。
落ちにくい汚れの場合はガーゼで丁寧に擦り洗いしてあげるようにしましょう。
また、デメリットの②と重なりますが、汚れが強い場合はベビーソープと併用するのがおすすめです。
沐浴剤とベビーソープならどっちがいいの?違いは何?
沐浴剤とベビーソープのどっちにもメリットとデメリットがあるため、比べてどちらが優れていると言えるものではありません。
それぞれの長所や短所をみて、あなたとあなたの赤ちゃんにはどちらが合っているか決めるといいですよ。
沐浴剤とベビーソープの主な違いは3つあります。
沐浴剤とベビーソープならどっちがいいのか選ぶポイントをご紹介しますね。
洗浄力の強さならベビーソープ
ベビーソープのほうが沐浴剤より洗浄力が強めです。
- 吐き戻しが多くて汚れが気になる
- 皮脂が多めで湿疹が出ている
- 便の回数や量が多め
などが当てはまる場合は沐浴剤よりベビーソープを選ぶのがおすすめ。
皮脂や便などの汚れが残ると肌トラブルの原因になります。
おむつかぶれや湿疹予防のためにしっかり洗ってあげましょうね。
洗い流す必要がないのは沐浴剤
沐浴剤はベビーソープと違い、上がり湯はいりません。
洗い流さなくても大丈夫な理由は、赤ちゃんの体に残っても安心な成分でできているから。
ベビーバスで洗ったらそのままタオルにくるんであげるだけでOKです。
- 寒い時期の沐浴
- 会陰切開や帝王切開の傷が痛む
- 赤ちゃんが小さめで体力がない
などにあてはまるなら、すすぐ必要がなく時短ができる沐浴剤のほうがおすすめです。
手がすべりにくく安定して洗えるのは沐浴剤
沐浴剤には石けんが入っていないため洗う時にすべりにくいのが特徴です。
そのためか、洗いあがりはしっとりしています。
反対にベビーソープは石けんが入っているためすべりが良く、初めての沐浴だと手元が少し不安かもしれません。
沐浴に自信がない人はベビーソープより沐浴剤がおすすめですよ。
沐浴剤はいつからいつまで使うべき?
沐浴剤はいつからいつまでに使いましょうという決まりはありません。
ですが一般的にいつまで沐浴剤を使用するかを調べると、ベビーバスを使用する生後1ヵ月〜2ヵ月が多いようです。
実際私は1人目のときに沐浴剤を使っていました。
その時は産院から自宅に帰ってきて、1ヵ月検診が終わるまでの約1ヵ月間だけ沐浴剤を使用していましたよ。
1ヵ月も経てば赤ちゃんの扱いにも慣れてきますし、赤ちゃんもお腹の外での生活になれるころですので1ヵ月くらいが私はおすすめですね。
沐浴剤のおすすめはどれ?
沐浴剤に限らずですが、赤ちゃんに使うものはよくない成分が入っていないことが絶対条件ですよね。
そこで今回はおすすめの沐浴剤を3つ選んでみました。
それぞれの特徴をまとめましたので沐浴剤を選ぶ参考にしていただければと思います。
スキナベーブ
<容量>
500ml/200mlの2タイプ
<特徴>
あせも/湿疹/しもやけ/ひび/あかぎれ/荒れ性への効能あり
<使い方>
約20Lのお湯にスキナベーブ5~10mlを溶かして使用
スキナベーブは40年以上愛され続けている人気の沐浴剤です。
石けんの香りがして、お湯はしっかりと白濁するタイプ。
医薬部外品なのであせもや湿疹などに効能が認められているのは嬉しいポイントです。
なにより200mlの小さいサイズがあるのが大きなおすすめポイントになっています。
1回で5~10mlのスキナベーブを使うとして、200mlなら20回~40回分、500mlなら50回~100回分ありますよね。
500mlだと使いきれずに余ってしまいがちですが、200mlなら約1ヵ月で使いきれる分量なので200mlがおすすめです。
ベビーバーユマドンナ沐浴剤
<容量>
500mlのみ
<特徴>
天然馬油が主成分で保湿効果が高い
弱酸性/無着色/無香料/パラベンフリー
<使い方>
約20Lのお湯にベビーバーユマドンナ沐浴料を8.8ml溶かして使用
ベビーバーユマドンナ沐浴料は天然成分とオーガニック成分にこだわっており、安心して赤ちゃんに使える沐浴剤です。
無香料で、お湯はうっすらと白濁するタイプ。
1回で8.8mlベビーバーユマドンナ沐浴剤を使うとして、500mlで約56回分は使用できます。
優れた保湿成分の天然馬油や天然ももの葉エキスなどを配合しているため、敏感肌の赤ちゃんにおすすめですよ。
babytab(ベビタブ)
<容量>
12錠/27錠/45錠/100錠の4タイプ
<特徴>
重曹とクエン酸、ビタミンCの3つが原材料の重炭酸入浴剤
中性/無着色/無香料/アルコールフリー/パラベンフリー/界面活性剤フリー
<使い方>
ベビーバスににベビタブを1錠溶かして使用
ベビタブは赤ちゃんが持つお肌本来のバリア機能を守るため、重曹とクエン酸などの自然素材だけで汚れを落とせる沐浴剤です。
ベビタブをお湯に入れるとシュワシュワと炭酸が出てきます。
出てきた炭酸は重炭酸イオンと呼ばれるもので、毛穴の汚れを取る効果があります。
またベビタブに含まれるビタミンCには水道水に含まれる残留塩素を除去してくれる働きもあるそう。
1回1錠なので、使いきれそうな27錠か45錠タイプの購入がおすすめですよ。
沐浴剤は必要かのまとめ
沐浴剤が必要かや、ベビーソープとの違いについてご紹介しました。
- 沐浴剤は必ずいるものではない
- 沐浴剤をいつまで使うかの明確な期間はないが、一般的には1~2ヵ月程度
- 沐浴剤はベビーソープと比べてすべりにくく、洗い流す必要がないため初めての沐浴をするママやパパにおすすめ
- 沐浴剤は赤ちゃんに優しく作られているため洗浄力が弱く、落ちにくい汚れにはベビーソープを併用する必要がある
- 使いきれずに余った沐浴剤は大人と一緒に入浴剤として使う
この記事では沐浴剤が必要かどうかをベビーソープと比べながらまとめてきました。
沐浴剤が必要かどうかはママやパパ、赤ちゃんによって変化します。
また、沐浴で汚れがよく落ちるよう洗浄力を重視するのか、すべりにくく洗い流す必要がないなど手軽さを重視するかでも変わってきますよね。
この記事が沐浴剤とベビーソープのどっちを選ぶか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。