甘酒は飲む点滴と言われており、ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンB群、ミネラル類などの栄養素が豊富に含まれています。
そんな甘酒ですが、味が苦手、美味しくない…と感じる方も多いようです。
甘酒には、酒粕から作られるものと、米麹から作られるものの2種類あります。
一般的には米麹の甘酒のほうがくせがないため、飲みやすいと感じる方が多いようです。
そのため、甘酒が美味しくないと感じる場合はまず米麹の甘酒を飲んでみる事がおすすめです。
また、温かいほうじ茶やコーヒーに入れて飲むアレンジもおすすめです。
今回は甘酒が美味しくなるアレンジ方法や、手作りの甘酒が美味しくなかった時の対処法などを詳しくまとめています。
甘酒が美味しくないと感じる原因は?
甘酒には2種類あり、米麹から作られるものと酒粕で作られるものがあります。
米麹甘酒にはアルコールは入っていないのですが、酒粕甘酒の方には少量のアルコールが含まれているんです。
好みや感じ方にもよりますが、アルコールの香りで美味しく感じないのかもしれません。
一般的には米麹甘酒の方が飲みやすいと言われていますので、米麹甘酒を飲んでみてはいかがでしょうか。
それでも美味しく感じられない…という方は、次で紹介するアレンジを試してみてください。
市販の甘酒を美味しく飲むアレンジ方法
買ってみたけど、なんだか美味しくなくて飲みきれないけど、捨てるのはもったいないと言う場合に、市販の甘酒を美味しく飲むアレンジ方法があります。
甘酒アレンジ方法①豆乳やホットミルクで割る
牛乳や豆乳で割る事によって、甘酒特有の舌触りを少なくすることができます。
温かい方が甘酒の風味が和らぐため、温めて飲むのがおすすめです。
割るときの割合は牛乳や豆乳が5、甘酒も5で同じ比率にしてくださいね。
ハチミツや生姜などを加えても美味しくなります。
甘酒アレンジ方法②他のドリンクと割る
豆乳や牛乳以外にも、ほうじ茶やコーヒー、柑橘系のジュースを足すと味が変わり飲みやすくなります。
ほうじ茶やコーヒーは、牛乳を入れてラテにするように甘酒を加えます。
こちらも温かい方が甘酒の風味が和らぐため、ホットにして飲んでくださいね。
甘酒アレンジ方法③果汁を入れる
レモンや柚子など、柑橘系の果汁を入れるのもおすすめです。
さっぱりとした味わいになり、飲みやすくなりますよ。
甘酒アレンジ方法④料理やお菓子に使う
甘酒は調味料としても活用することができるんです。
甘酒の甘みはみりんや砂糖として代用できますし、肉料理に使うと麹の作用で肉が柔らかくなります。
また、ゼラチンで固めて冷やしデザートにすると美味しく食べる事が出来ます。
牛乳や生クリームの代わりとして、甘酒でアイスクリームを作るのもおすすめです。
ヨーグルトメーカーで作った甘酒がまずいとき
自宅でヨーグルトメーカーを使って、手作りしたのに…
作った甘酒がまずい時ってショックですよね。
まずい原因として考えられる事がいくつかあります。
ヨーグルトメーカーが殺菌できていない
使用する道具がきちんと殺菌できておらず雑菌が多い状態だと、麹菌がしっかり働くことが出来ません。
使用する道具はしっかり熱湯消毒し、しっかり殺菌するようにしましょう。
ヨーグルトメーカーの温度が適温ではない
甘酒を作るのに大事なポイントは温度です。
低すぎても高すぎても駄目で、60度前後を保つようにしなければなりません。
55度を大幅に下回ると甘くない甘酒が、大幅に上回ると酸っぱい甘酒になってしまいます。
失敗してしまった甘酒は、ホットケーキに混ぜたりスムージーにしたりして使うのがおすすめです。
ただし、腐敗臭がする場合は食べないようにしてくださいね。
甘酒が苦手な人におすすめな市販のメーカーは?
甘酒が苦手な人でも飲みやすい、おすすめの商品をご紹介します。
森永の甘酒
こちらはスーパーでもよく売られており、見たことがある方も多いかもしれません。
あの森永製菓が製造している商品なので、安心感もありますね。
国産の酒粕と米麹を独自の比率で配合しており、甘さ控えめながらとっても濃厚な味わいを感じる事ができます。
1缶190グラムの飲みきりサイズなので、手が出しやすいのも良いですね。
森永・酒粕と米麹でつくった ノンアルコール 甘酒
こちらも森永製菓の商品になります。
おすすめポイントはなんといってもアルコール不使用というところ。
酒粕と米麹どちらも使用しているのに、ノンアルコールなのがとても嬉しい点です。
お味の方はコクが深く感じられ、毎日飲んでも飽きにくくなっています。
アルコールに弱い方や妊婦さんなどにも良いですね。
マルコメ・米糀からつくった プラス糀 糀甘酒
こちらはマルコメから出ている商品になります。
粒感が少なくなっているため、甘酒のあの舌触りが苦手という方でも飲みやすくなっています。
甘さを引き立てるために入れている塩がポイントで、そのお蔭でしっかりとした甘みを感じられます。
こちらも米麹から作っているためノンアルコールになっています。
甘酒はアルコールありとなしはどっちが美味しい?
甘酒にはアルコールありのタイプとなしのタイプ2種類ありますが、どちらも同じくらい人気があります。
一般的にはアルコール無しの方が癖が無く飲みやすい方が多いので、初心者の方にはアルコール無しがおすすめです。
どちらを飲んでも栄養素に大きな違いはありません。
米麹甘酒の方にはオリゴ糖、食物繊維が含まれているため、疲労回復や便秘解消の効果が期待できます。
酒粕甘酒の方には必須アミノ酸やビタミンB群、葉酸、ナイアシン、コウジ酸などが米麹甘酒よりも多めに含まれているため、美容効果が期待できます。
どちらもそれぞれの美味しさ、良さがありますので、色々試して好みの甘酒を見つけてみてくださいね。