健康志向の人が増えて、アロエヨーグルトを食べることも日常化してきています。
美味しくて食べ過ぎてしまったら、体への影響はないのか心配になりますよね。
ヨーグルトには腸の調子を整える作用があり、アロエには血糖値を下げる効果もあります。
しかし、食べ過ぎてしまうと糖質の摂りすぎになってしまうので要注意です。
どのくらいから食べ過ぎになってしまうのか、調べてみました。
アロエヨーグルトは食べ過ぎるとよくない理由は?
糖類の過剰摂取
アロエヨーグルト食べすぎ注意1つ目の理由は、多くの糖類の摂取です。
市販のアロエヨーグルトは、食べやすいように多くの砂糖が入っています。
- 森永アロエヨーグルト: 糖質15.6g/101kcal(容量118g)
- 森永アロエヨーグルト脂肪0: 糖質9.9g/60kca(容量118g)
- 明治ブルガリアヨーグルトしゃきしゃきアロエ: 糖質9.8g/62kcal(容量75g)
- ヤクルトアロエヨーグルト: 糖質11g/66kcal(容量90g)
また、甘めが好きな人は砂糖やはちみつを加えたりもしますよね。
WHO(世界保健機構)では、成人で1日あたりの砂糖の摂取量の目安は25gとされています。
アロエヨーグルトを1日1個食べるくらいでしたら問題ありませんが、朝晩食べたり、他の間食や料理によっては、過剰摂取になる可能性もあります。
糖類は体に吸収されやすいので、食べすぎてしまうと太ったり健康を損ねる要因になりますので注意しましょう。
アロエベラの成分
そして2つ目には、アロエに含まれている成分により、下痢を引き起こしてしまう点です。
アロエには、胃を整えたり、腸の動きを活発にしてくれる働きを持つ成分がいくつか含まれています。
便秘や、消化不良時には、良い効果をもたらしてくれる優れものです。
しかし、これらを摂取しすぎると、腹痛、軟便や下痢を引き起こしてしまうようです。
体質にもよりますが、胃炎を起こすこともあるようです。
1つの基準として、1日にアロエベラ(食用のアロエ)60g、キダチアロエ(観賞用のアロエ)15gという量を守れば安全といわれています。
何事も「摂り過ぎない」ということは大切なようですね。
アロエヨーグルトは体に良い&血糖値を下げる効果がある
食べ過ぎには、もちろん注意が必要ですがアロエは体に対して良い効果をいくつも持っています。
アロエには、メラニン生成を抑え、肌の黒ずみを良くする美肌効果や、胃や腸を整えて便通をよくする効果などが知られています。
そして最近では、血糖値を下げる効果があるとしても期待されているようです。
アロエにはアルボランという多糖体が含まれており、この成分に血糖値の上昇を抑える効果がある、といわれています。
他にも大手の会社が、血糖値を下げる働きのある新たな成分を、アロエの中から見つけ出そうという試みもされているようです。
研究には長い時間がかかりますが、こちらも実用化・商品化されてきたらかなりの期待が持てる物になるのではないでしょうか?
さいごに
アロエの食べ過ぎには、注意が必要です。
体や美容に良い!と1日に一気に食べるのではなく、適度な量を定期的に食べることで効果が得られるのかと思います。
また多量の糖類の摂取が心配な方は、無糖のヨーグルトとアロエを購入してきて、自分で作ってみるのも1つの手かも知れませんね。
手間はかかりますが、砂糖の量が自分で調整できたりと、良い点もあります。