皆さんは、いまお使いのタオルを、何年使っているか覚えていますか?
普段のお手入れ方法で、タオルの買い替え時も変わってきます。
さらに風水では、タオルで体を拭く作業は「厄落とし」と言われているそうです。
風水的に、タオルを変える頻度はどのくらいがいいのかもご紹介します。
タオルの買い替え時期は?
変える頻度は何回が目安?
タオルの買い替え時期は、「洗濯を30回したら」と言われています。
30回洗濯すると、徐々に劣化し、タオルそのものの繊維が傷んでくるとのこと。
触ると硬くゴワゴワしていたり、吸水性も悪くなったと感じます。
そのためホテルなどでも、30回の洗濯を目安にしていることが多いそうです。
洗濯を毎日するなら1ヶ月、洗濯が週に一度なら半年が買い替え時期です。
ですが、30回洗濯をしても全然使えると思う方も、いるのではないでしょうか。
洗濯回数ではなく、タオルの状態から買い替え時期を見極めることもできます。
- 吸水性が悪い
- 触れた時にゴワゴワする
- 生地が薄くなってきたと感じる
- 嫌な匂いがする
- 黄ばんだり、赤や黒っぽく変色している
何度も洗濯を繰り返していくと、繊維が硬くなり吸水性が落ちて行きます。
さらにゴワゴワして、生地が薄くなったと感じるタオルは傷んでしまっています。
吸水性が悪かったり、繊維が傷んだことで硬くなっていたら、買い替え時期です。
匂いも目安に
タオルから嫌な匂いがする場合は、雑菌が原因です。
洗濯機や空気中の菌は、湿度が高いほどタオルに付着することがあります。
皮脂汚れや洗剤の残りから繁殖し、タオルが黄ばんでいる場合も雑菌が原因です。
さらに黒っぽく変色したものはカビで、赤い場合はカビの一歩手前です。
カビは普通の洗濯では落とせないので、早めに処分することをおすすめします。
タオルが傷むのを予防する方法はある?
タオルの劣化を早めてしまう原因がいくつかあります。
柔軟剤に気を付ける
1つ目は「たくさん柔軟剤を使う」ということです。
柔軟剤はタオルの繊維をコーティングする役割があります。
そのため肌触りは良くなりますが、繊維自体が柔らかくなることはありません。
さらに柔軟剤は水を弾く性質も持っているため、吸水性も悪くなっていきます。
また、柔軟剤が繊維に蓄積され、ゴワつきや匂いの原因にもなってしまうのだとか。
柔軟剤を使いたい方は、「重曹」や「クエン酸」をおすすめします。
油剤を使っていないのに、ふわふわに仕上がるそうです。
柔軟剤は、タオルが硬くなってきたと感じた時に少量使用しましょう。
洗濯物の量に気を付ける
2つ目は「洗濯機いっぱいに詰め込む」ということです。
洗濯機がパンパンになるほどいっぱいに詰め込むと、すすぎがしっかりできず、洗剤が残りやすくなります。
さらに洗濯物同士が擦れあい、繊維も傷んでしまいます。
洗剤が残ったり、擦れあって繊維が痛むと、タオルがゴワつく原因になります。
洗濯機がいっぱいになってしまう前に洗濯したり、数回に分けて洗濯しましょう。
そのまま放置は危険
3つ目は「洗濯後、そのまま放置する」ということです。
洗濯後すぐ干さず、洗濯機や洗濯かごのなかに放置していませんか?
濡れたまま放置することで、雑菌が繁殖し、匂いの原因となります。
さらに洗濯機の脱水で遠心力がかかり、洗濯後はタオルのパイルが寝ています。
そのため、パイルが寝たまま放置すると、表面が乾いてしまうんです。
これがゴワつく原因となるんですね。
洗濯が終わったら、速やかに干しましょう。
その際タオルを上下にふり、パイルを起こしてから干すことをおすすめします。
雑菌の繁殖防止のため、長時間放置してしまったらもう1度洗い直しましょう。
夏場は1時間以内、冬場は2時間以内に干すのがいいと思われます。
長時間の天日干しも要注意
4つ目は「長時間の天日干し」です。
長時間天日干しをすることで、乾燥しすぎてしまいます。
これにより繊維が硬くなってしまうんですね。
日光に含まれる紫外線が、タオルの繊維を傷めてしまうのだとか。
天日干しする場合は、乾いたらすぐに取り込むことをおすすめします。
または、風通しのいい日陰などに干しましょう。
ドラム式の節水モードの落とし穴
5つ目は「ドラム式洗濯機で節水モードを使用する」ということです。
ドラム式洗濯機は、洗濯物を上下に持ち上げたり落下させて洗浄します。
落下の「叩き洗い」のタイミングで、タオルのふわふわが潰されてしまうそうです。
節水モードは水を少なくして洗浄しているため、繊維が傷つきやすくなります。
節水モードはなるべく使わず、洗濯の際はたっぷり水を使用しましょう。
何年使うと風水的に良くないの?
風水では、タオルで体を拭く作業は「厄落とし」だと言われています。
お風呂の中で落せなかった厄を、タオルで拭き取るということです。
拭き取った厄は、タオルにどんどん溜め込まれていくのだそうです。
そのため、家族で使い回すということは、厄も回すということになります。
各自に1枚タオルを用意し、こまめに洗濯することが大切なのだとか。
買い替え時期は、タオルの状態に合わせるのがいいそうです。
風水的にも、それで問題ないとのことです。
ですが、洗濯をしても厄はどんどんタオルに溜まっていくそうです。
そのため、半年から1年で買い換えるのがいいと言われています。