子供がもうすぐ小学生になるママやパパは、入学に向けて色々と準備をしなければなりません。
そんな中、学習机は買った方が良いのか、買わなくて良いのか、悩みますよね。
学習机は買った方が良いの?
結論を言うと、学習机は買わなくても良いです。
- 学習机は広いスペースが必要なので部屋が狭くなる
- 現代の小学生は学習机を使う時間が意外と少ない
- 学習机を使わない「リビング学習」はメリットが多い
それぞれ詳しく解説していきますね。
さらに、学習机を買わない場合の、勉強道具などの収納のコツもお伝えします。
学習机は子供が小学生の内は買わないでもいい?
学習机は、子供が小学生の内は買わなくて良いです。
その理由は3つあります。
学習机は広いスペースが必要
学習机は作りが立派で収納力もありますが、その分置くスペースが必要です。
一方で、小学生が使う教科書やノートは、実はそんなに多くはありません。
本棚に立てかけた時、幅20㎝に収まる量です。
しかも、学校で使う道具は、長期休み以外は、家に置くことはありません。
たくさんある収納スペースのほとんどを無駄にしてしまうことになります。
さらに、子供は空いているところにおもちゃを入れたくなってしまうので、物があふれかえってしまう原因にもなります。
実際に、私が小学生の頃に学習机を使っていましたが、教科書よりも、おもちゃやマンガ、CDなど勉強に関係のないものばかりを収納していました。
しかも学習机は、重たいし大きいので、使わなくなってからの処分が大変です。
勉強道具を収納する場所がほしいのであれば、わざわざ学習机でなくても良さそうですね。
学習机で勉強する時間が少ない
今の小学生は、家での勉強時間は意外と少ないようです。
自宅での勉強時間は一日あたり平均1時間10分という調査結果があります。
1~6学年の平均は1時間10分で、学年が上がるにつれて平均時間が多くなっている。1年生は54分で男女ともに1時間未満だが、6年生は1時間30分と1.5倍以上の時間、勉強している。
引用元:小学生白書Web版「小学生の日常生活に関する調査」
上記は宿題の時間を含めた時間です。
今は学童保育で宿題をする時間が設けられているため、実際に自宅で勉強する時間は、これよりも少なくなるかもしれません。
ほとんど使わない机のために、わざわざスペースを設けたり、高額なお金をかける必要はあまり無いように感じます。
成長してからも使うかも、と思いますが、その頃には体型が変わってるので机のサイズが合わないかもしれません。
お子様の勉強する時間が増えて必要になった時に、買うのが良さそうですね。
学習机を使わない「リビング学習」はメリットが多い
リビング学習とは、子供部屋で勉強するのではなく、リビングなど家族共用のスペースで勉強することです。
リビングやダイニングにあるテーブルなどを使って勉強します。
- 勉強するハードルが下がる
- 子供が勉強する様子を見守ることができる
- 集中力とやる気UPにつながる
①勉強するハードルが下がる
子供部屋に勉強机があると、快適なリビングから離れて、自分の部屋まで移動しなれけばなりません。
もし子供部屋にエアコンがついていなければ、夏は暑く、冬は寒い場所で勉強することに。
これでは、勉強することへのハードルが高くなってしまいます。
勉強は、子供も大人も面倒に感じるもの。
面倒なことに取りかかるには、ハードルを下げることが大切です。
リビングを学習スペースにすれば、勉強をすることへのハードルを下げてくれる効果があります。
自分の部屋へ移動することなく、家に帰った後、おやつを食べた後、テレビを見た後など、すぐに勉強に取り掛かることができますよ。
②子供が勉強する様子を見守ることができる
リビングで勉強すれば、親は家事をしながら、子供が勉強している様子を見守ることができます。
特に子供が小さいうちは、勉強中にすぐに遊んでしまうので、見守りが必要です。
さらに、親は子供がどんな勉強をしているのか、苦手なこと、得意なことは何かを知ることができます。
子供にとっても、わからない問題をパパやママにすぐに聞けて、飽きずに取り組めます。
さらに、親がそばにいることは、子供を安心させることにも。
子供は、落ち着いた気持ちで集中して勉強できます。
③集中力とやる気UPにつながる
リビングは家事の音、家族の話す声など様々な生活音がしており、その中で勉強することで、子供には集中力が身につきます。
さらに、親が勉強している姿を子供に見せることで、子供が真似をして勉強に意欲的に取り組むようになると言われています。
子供部屋で一人もくもくと勉強させるのではなく、リビングで親子が一緒に勉強することで、お子様のやる気アップにもつながります。
なお、学習机を使わずリビングで学習する場合、子供が勉強しやすい姿勢になっているかや、文字が見えやすい照明になっているかに配慮しましょう。
快適な環境にすることで、より勉強に集中して取り組めますよ。
学習机を買わない家庭の勉強グッズの収納は?
学習机を買わないご家庭では、勉強グッズをひとつの棚にまとめて収納しています。
ランドセルラックなど専用の商品もありますし、カラーボックスは、手頃な価格でサイズが豊富なので、部屋の広さに合わせられて便利ですよ。
いずれも、ランドセルが入る程度の高さや奥行きがあるもので、子供が取り出しやすい高さの棚を選びます。
教科書はファイルボックスを使うと、取り出しやすく、スッキリ収納できます。
ちなみに、小学生の教科書は1学年でファイルボックス幅20cmに収まります。
ランドセルや教科書、その他学校で使うものを、この棚にひとまとめにすると、散らかることなく子供も自分で整理整頓しやすくなります。
なお、子供が成長するにつれて、物はどんどん増えていきます。
整理整頓された状態をキープするためには、
- 学校で使うものだけ置く。おもちゃは置かない。
- 古い教科書やプリントは処分し、今使うものだけを置く。
などのルールをしっかり設けることが大切です。
まとめ
学習机は小学生の内は必要ない理由を解説しました。
小学生の内は、学習机がなくても十分勉強できますし、むしろ学習机を使わないリビング学習の方がメリットがたくさんあります。
子供が小さいうちはリビングで学習し、成長して一人でも学習できるようになったら、その時の体型に合った机を買うというのが良いかもしれませんね。
お子様の入学準備の参考になれば嬉しいです。
入学の前に保育園や幼稚園の卒園の準備もありますよね。
卒園アルバムやスナップ写真などを購入する機会もあるかと思いますが、あまり良い写りではなかったりすると買いたくない人もいるのでは?
卒業アルバム問題って小中高とこれからも続くことですが、正直いらない?と考えている人は意外と多いようです。
▶︎卒業アルバムは買わないと後悔する?小中学校・高校・大学の買った人、買わなかった人の口コミまとめ