2022年10月2日から始まった『機動戦士ガンダム・水星の魔女』のアニメですが、
1話目から少女革命ウテナに似ていると話題を呼んでいます。
どこが似ているのか、ウテナを知らない人のために比較してみましょう!
【水星の魔女と少女革命ウテナ】似ている点一覧
①主人公が転校生
ー画像引用ー各公式サイト第一話より
まずはじめの類似点は主人公の女の子が『転校生』であること。
今作の主人公はスレッタ・マーキュリーは水星からの編入生。
天上ウテナも小中高一貫の鳳学園に中等部から転入。
そこから双方、学園の闇に巻き込まれていきます。
②ヒロインの共通点が多い
水星の魔女とウテナ第1話の温室シーン #機動戦士ガンダム水星の魔女 #水星の魔女 #少女革命ウテナ pic.twitter.com/YEn9TPcQ3p
— ジュリオ (@exadriver) October 2, 2022
ー画像引用ー各公式サイト第一話より
ガンダムのヒロイン、ミオリネ・レンブランとウテナのヒロイン、姫宮アンシーの共通点をご紹介!
共通点 | ミオリネ・レンブラン | 姫宮アンシー |
温室 | 学園に自分の温室を持っており、植物や野菜を育ててる | 学園の温室でバラを育てている |
家族 | 父がグループ総裁、
監査組織カテドラルの統括代表 学園の理事長 |
兄が学園の理事長代行で
決闘劇を仕組んだ「世界の果て」の正体(黒幕) |
花嫁 | 決闘の勝者と結婚させられる | 決闘の勝者のいいなりになる |
③花嫁を手に入れるために決闘をする
ガンダムエアリアル初決闘で相手をフルボッコにする #G_Witch #水星の魔女 pic.twitter.com/Ri2o9A0EBO
— カピバラ×アルパカ=アルバラ3🦙🦙🦙 (@takohachibar3) October 2, 2022
ヒロインの共通点は決闘に勝った勝者の花嫁になること
主人公たちはその意味を知らず、ただ横暴な勝者からヒロインを助けたくて決闘を申し込みます。
決闘方法はガンダムならばアンテナを、ウテナならば胸のバラを散らされたら負けというルール。
ウテナを参考にすると、展開的にそれだけにとどまらず、人間同士が傷つく展開や、心理戦が始まってくるかもしれませんね。
④最初の勝者が似ている
ー画像引用ー各公式サイト第一話より
花嫁を最初に手に入れていた勝者、ガンダムだとグエル・ジェターク、ウテナだと西園寺莢一ですが、
いばり散らして自分が一番強いと信じきっており、花嫁に手をあげたりしている。
しかし、どうみても決闘を見届けている他のメンバーたちの方が強そうに見えますね。
ウテナだと1回目西園寺から花嫁のアンシーを助けた後、油断していたからという理由でもう一戦戦うことになります。
そしてその後、何度もアンシーに絡んできたり、また決闘を申し込んできたりして、しまいには退学になったりする西園寺。
と、グエルにも同じ道を歩むのではないかと、ひしひしと感じます。
⑤主人公がヒロインのために全力を尽くす
初めは花嫁という立場を理解できなかった主人公ですが、だんだん
『自分が守ってあげなくてわ』『花嫁とか関係なく大切な友達だから』
という展開になり覚醒していくと予想!
花嫁側も一途に自分のことを思ってくれる主人公を見て
『この人となら』『かけがえのない存在』と思い始め、悲観的だった考えを改め前を向き始めるのではないかな!
【水星の魔女と少女革命ウテナ】なぜ似ているの?
実は脚本を描いている『大河内一楼(おおこうち いちろう)』さんは
TVアニメには携わっていませんでしたが、少女革命ウテナの小説を書いていたり、
セガサターンのゲーム『少女革命ウテナ いつか革命される物語』の脚本を描いていたんです!
少女革命ウテナとは
天上ウテナは、幼い頃に死の淵にいた自分を助けてくれた王子様に憧れており、自分もいつか王子様になるという夢を持っていた。
その際に王子様にもらった『薔薇の刻印の指輪』を今でも大事にしている。
鳳学園に転入してきたウテナは、姫宮アンシーに対して横暴を働いてたり、
友達のラブレターをみんなが見えるところに捨てた西園寺莢一が許せなくて、決闘を申し込む。
薔薇の刻印の指輪を持つものは掟に従い、学園の裏の秘密の場所で決闘を行うことに。
先に胸のバラを散らされた方が負け。
そして薔薇の花嫁・アンシーの胸からディオスの剣が現れる。
手品か何かかと思ったウテナだったが、無事に西園寺に打ち勝ち、薔薇の花嫁を手に入れた。
そこからウテナは学園の闇に巻き込まれていく。