シン・エヴァンゲリオン劇場版:||が2021年3月8日(月)についに劇場上映されました。
初日と次の週にもう一回、計2回観てきた感想と、考察していきたいと思います。
そして映画を観た後で、半券を見せるとグッズが貰えるという情報を得たので、どんなものかをお見せしたいと思います!
一個人の感想と考察なので意見が違うかたもいらっしゃると思いますのでご注意ください。
※以下ネタバレがありますので、ご注意ください
劇場版エヴァついに完結!ネタバレあり
#シン・エヴァンゲリオン劇場版
絶賛公開中 4D/IMAX同時公開第3村パートの映像を解禁!#シンエヴァ
— エヴァンゲリオン公式 (@evangelion_co) March 14, 2021
全4部作の4作目。最後のエヴァンゲリオン映画になります。
と言っても、4部作の最後というわけではなく、今までの
テレビシリーズ、旧作の映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
も含めて、ついに完結!という最後の映画でした。
エヴァパイロットのシンジ、アスカ、レイ、カヲル、マリたちの救済、
父・ゲンドウと対話して和解、母・ユイの大きな愛、
皆がエヴァの呪縛から解き放たれるという大・大・大円団!になりました。
個人的にはミサトさんも助かって欲しかったですが、やっと加地くんの元に行けたのかなという気もするので、いいのかな。という気持ちにもなってます。
入場者特典の内容ネタバレはこちら
エヴァ映画完結に感動&興行収入がヤバイ
2021年3月8日(月)に公開された初日に
興行収入は8億277万4200円、観客動員数は53万9623人を記録!
異例の月曜日公開でしたが、長く待っていたファンが沢山いたという証拠になりました。
初の週末となった3月13日(土)と14日(日)の2日間は興行
公開初日からの7日間累計では、興行収入33億3842万2400円、観客動員数219万4533人となりました。
ちなみに前作の3つの興行収入は
エヴァンゲリヲン新劇場版:序/20億
エヴァンゲリヲン新劇場版:破/40億
エヴァンゲリヲン新劇場版:Q/53億
上記を見るともう破は抜かしてそうですね。
Qはいきなり話が14年後の話だったので、理解するために何度も劇場に、足を運んだ方がいらっしゃるようですが
今回のシン・エヴァは「すごくよかった!また観たい」という気持ちになるひとが多く、私のように何度も視返しに行っているようですので、どこまで記録が伸ばせるか楽しみです。
やはり主人公たちが救われる展開をみんなどこかで待っていたんでしょうかね。
シン・エヴァ感想&考察
では本格的な感想に入っていきましょう。
どんな内容だったかと聞かれたら、
『ゲンドウさんのユイさんへの愛が深く、デカく、重過ぎた、世界中を巻き込んだ愛の物語』
と、答えるのが一番しっくりくる気がします。
テレビシリーズの時から、ゲンドウさんは「死んだユイにもう一度逢うこと」を究極的な目標にしており、そのためには手段を選ばないのが目に見えていました。
カセットテープの伏線回収
今回のシン・エヴァでは、そんなゲンドウさんと親子の会話をするためにシンジが頑張りますが、お互いがエヴァ初号機に乗って戦うシーンは「やはり和解することなく終わってしまうのか」と思うぐらいに平行線で、決着がなかなか付かずにいましたが、シンジが諦めずにお父さんに「カセットプレイヤー」を手渡したことからゲンドウが心を開いていく描写がすごくよかったです。
テレビシリーズ〜今回の映画まで全てにこの「カセットプレイヤー」が重要アイテムであることが示されたシーンでした。
何度捨てても、無くしても必ずシンジの元に戻ってきたのは、ゲンドウの心を開く鍵だったからだったんですね。
そして最後はシンジと和解し、ユイさんに会うこともできました。
ユイさんは常に二人のそばにいたんですね。
アスカ救済
ゲンドウを救った後に、アスカを迎えに行きます。
アスカは何故シンジに「私が殴ろうとした理由わかった?」と聞いてきます。
その時に「(使徒になった)アスカを助けようとも殺そうともしなかったから」というと
アスカはやっとわかってくれたと、そして「シンジが作ってくれたお弁当美味しかった。シンジが好きだったんだと思う」と告白して戦場に行ってしまいます。
そして旧作の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』のラストシーン、シンジとアスカが行き着いた場所に到着します。
旧作のラストシーンは全員救われないバッドエンドでした。
ですが浜辺に横たわるアスカに対して、助けに来たシンジは「僕もアスカのこと好きだったよ」と自分を好きだと言ってくれたことに対してお礼を言います。
それを聞いて、照れるアスカ。それがまた可愛い!
そしてシンジは、アスカをケンスケのところへ送り出します。
多分操縦席ごとケンスケの所に送ったんでしょうね。操縦席が書かれてました。
昔のアスカごと救ってくれたのではないかという演出に私は感動して涙してしまいました。
ミサトさんはやっぱりミサトさんだった!
Qではすごくシンジを突き放すような事しか言わなかったミサトさんですが、
それらは全部、全ての責任を自分が背負う、と決めてたからだったんです。
シンジにサードインパクトを起こさせてしまった、
それを止めるために加地さんを残してきてしまった、
加地さんとの子供にも自分が母親であることを教えずに最終決戦に赴くこと。
色々考えて考えての態度だったんだな。
そしてシンジが銃で撃たれる瞬間に庇ってくれて、シンジを信じていてくれてるミサトさん、シンジをサポートするために最後の最後まで責任を背負ったミサトさんの姿に何度も涙しました。
やっぱりかっこいいです!やっぱりミサトさんはシンジの味方だったんだ!と本当に嬉しかったです。
重要人物はマリだった!マリの正体とリピート記号の関係
シンジがみんなを助けた後、一人浜辺に残って座ってるシンジが描かれますが
そのシーンが演出でカラーから線画(原画)に変わっていきます。
これは私なりの考察ですが、
題名に楽譜に書かれる「リピート」の符号が付いていたことから
初めに戻る。
つまり、エヴァが描かれる前に戻る。エヴァンゲリオンがない世界。という意味で演出されたのではないかと思います。
そんな消えていってしまう世界に色を取り戻してくれたのがマリでした!
「どこにいても必ず見つけるから待ってなよ」と映画の冒頭から言っていたマリですが、
シンジ一人を取り残さないため、必ず助けるためのセリフだったのか!と胸熱な展開になりました。
実は、ゲンドウ君とか、冬月先生、って呼んでいたことから
マリはユイやゲンドウたちと同じ時代を生きてきた人間だったことが、今回描かれていました。
ユイと時を同じくエヴァに乗っていたために、そこから成長していなかったようです。
ユイは、シンジの側(エヴァ初号機の中)にいてシンジを助けました。
なのでマリは、そのあとシンジが現実世界に帰れるように、ユイのあとを引き継いだのかもしれません。
そしてマリと現実世界に戻ったシンジは、エヴァの呪縛から解き放たれて
大人に成長していました。最後の駅のホームのシーンにはアスカ・レイ・カヲルもいましたね。みんな幸せになってよかったです。
半券持ってえゔぁ屋に行ってきた!
映画をみた後に、半券を持って下記の店舗に行って2000円以上買うとオリジナルPP製ショッパーが貰えます。
- EVANGELION STORE実店舗
- 箱根湯本えゔぁ屋
- RADIO EVA STORE
私はえゔぁ屋に行ってきましたが、お店が小さいので人が溢れかえってました。
2000円以上とのことなので、クッキー缶2個と
折角なので、えゔぁ屋のポストカードを買ってきました。
クッキーの絵柄は青い缶にはシンジ・カヲル・ネルフマーク、
赤い缶には綾波・アスカ・マリが入っているのですが。
どうやら絵柄の個数はランダムで入ってるようで、綾波4個・アスカ1個・マリ3個という偏った中身でした。